サカナ師匠、登場
こんにちは。
こちらでは、観賞魚の知識ゼロだった初心者主婦が、アクアリウムの世界にはまり、アクアショップを経営するまでに至った経緯をお伝えしています。
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その日私と夫・ヒゲおは、ある人に会う予定がありました。
守備よく子どもたちをポイポイ実家に放り込み、向かったのは同じ市内のあるアクアショップ。
その店主というのが、これから長ーくたいへんお世話になる言わばサカナの「師匠」でした。
私自身は師匠に会うのはその日初めてでしたが、ヒゲおから開業を支えてくれる重要人物と話は聞いてました。
見かけはトル●コ似ですが(?)熱帯魚、金魚、メダカ、はたまた植物に関しても深い造詣を持ち、ヒゲおにとって雲の上の存在、まさに天上人!
ドキドキしながら向かったのですが・・・
さて。と、師匠のお店に着くと、入り口前でおもむろに上着を脱ぎはじめるヒゲお。
アラ、ちゃんとしてるのね・・・
ってアナタTシャツやん⁉︎今真冬ですけど⁉︎
どんだけ元気少年やねんと思っていたら、その訳はすぐに判明しました。
暑い。
ものすっご、暑い。
店内が、ここはアマゾンジャングルかという暑さと湿気!
そういえばガラス戸は結露で真っ白に曇ってるし、師匠サンダルやし。
飼育環境のためだそうですが、ワタシふつうにセーターで、じっと座ってるだけで汗だくで。(言っといてくれやヒゲお)
約2時間に渡り色々含蓄ある話をたくさんお聞きしたのですが、正直、
暑さでもうろうとしてあんま覚えてない!
すみませんすみません。
もうろうとした目でふと店内の隅を見ると、
き、
きのこ⁉︎⁉︎
店の中に、きのこはえてる⁉︎⁉︎
なんかすっごく立派な食べられそうなきのこが、わっさり自生してました。水槽の影に。
そのとき、どんなカオスな世界に足を踏み入れちゃったのか空恐ろしい心地がはじめてしたのでした・・・。
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ところで、
マジックリーフって、あるじゃないですかー。
浸けておくだけでタンニンが溶け出し、飼育水のpH値を変え弱酸性の軟水を作り出すなど、水質改善効果がある葉です。
アマゾンなど熱帯圏に生育する、モモタマナという樹木の葉を乾燥させたものとなります。
いまはむかし、開業よりずっと前。
ヒゲお趣味に付き合ってとあるアクアショップに行った時、プライスタグの説明に、
「あの(強調して)マジックリーフですヨ!!」
・・・って書いてあったんですよね。
あの!
あの⁉︎
その言わずもがななニュアンス、でもあえて言葉にはしない隠微な雰囲気。
しかもマジック、リーフですよ。魔法の葉っぱ。
あぁ・・・なんかダメなやつや、ハイになる系のあかん葉っぱ売ってる・・・!
当時私は真剣にそう思い、ドキドキしながらそっと通り過ぎたのでした。
今となっては、なにがマジックやーい!
アピストちゃんたちも、よくお世話になってますが・・・。